第2回ガタレンジャー 和白干潟でカニを考える

第2回ガタレンジャー
テーマ「和白干潟でカニを考える」

開催日時:6月16日(日)13:00〜16:00(干潮:15:15)
集合場所:香住ヶ丘公民館(児童等集会室)
参加者:小・中学生16名。高校生5名。保護者8名。スタッフ6名。計35名

▼オリエンテーション
香住ヶ丘公民館に集合。2回目が本格的な調査のスタートになります。重松リーダーから調査の場所とカニ類の観察に関する説明がありました。
▼香住ヶ丘公民館から香椎浜干潟へ移動
最初の調査場所は、あいたか橋の南側の約20年前に整備された人工海浜です。水辺は泥っぽくなってイボるので、カキ礁まではたどり着けませんでした。砂浜ではコメツキガニをたくさん見ました。少し泥が混ざった場所ではウミニナやヤドカリも見られました。気付きにくいヒラムシも見つけることができました。早くも泥まみれのガタレンジャーがいました。
2箇所目の調査場所は、あいたか橋の北側へ移動して岩礁帯の磯干潟です。泥っぽい場所ではヤマトオサガニやオサガニ、テッポウエビ、ハサミシャコエビ、アナジャコなどの甲殻類を観察しました。磯干潟にはいないはず?のハクセンシオマネキも確認しました。岩礁帯では貝類も多くタマキビやアマガイ、カリガエネガイ、ヒメケハダヒザラガイなどが記録されました。魚類ではトビハゼや小さなハゼ類もいて、中でもカキ殻から飛び出したトサカギンポは人気者でした。そんな中、石の下で珍しいツヤマメアゲマキという貝も見つけました。ガタレンジャーの好奇心と調査のスキルアップがあったので発見と種の確認につながりました。
最後に、捕獲したカニの観察と、その他に確認した生物のまとめと乾燥をレポートにまとめて終了しました。
41種類の生物を調査しました。

〈確認した生物〉
●カニ・エビ類
・シロスジフジツボ ・フナムシ ・マメコブシガニ ・アカテガニ ・カクベンケイガニ ・ケフサイソガニ ・ヤマトオサガニ ・ハクセンシオマネキ ・コメツキガニ ・アナジャコ ・テッポウエビ ・イソテッポウエビ ・ハサミシャコエビ ・ヤドカリの仲間
●カイ類/巻貝など
・ヒメケハダヒザラガイ ・ウミニナ ・ホソウミニナ ・タマキビ ・アマガイ ・ヒメコザラガイ ・スガイ
●カイ類/二枚貝など
・アサリ ・オキシジミ ・マガキ ・カリガネエガイ ・ウネナシトマヤガイ ・ツヤマメアゲマキ
●ゴカイの仲間
・ゴカイ ・イトゴカイ ・イソゴカイ ・ウロコムシ
●魚類
・スジハゼの仲間 ・トビハゼ ・ミミズハゼ ・トサカギンポ
●クラゲ・イソギンチャクなど
・ミズクラゲ ・カイメンの仲間
●植物
・ハマサジ ・ハママツナ ・オゴノリ ・ツルナ
●鳥類
●その他