・唐の原川河口へ移動、バードウォッチング。
一番先の目に入ったのが、黒い7〜800羽のカワウの群れでした。カモ類ではヒドリガモが一番多く近い場所で見られました。クロツラヘラサギも5羽確認できました。和白干潟のシンボル・ミヤコドリは17羽。
双眼鏡で多くの鳥を確認して、プロミナで詳しく見るようにしました。ミサゴが魚を食べている様子や、カモが逆立ちして餌を取る様子や、アオサを食べている様子の観察ができたようです。1羽のクロツラヘラサギがみんなの頭上を旋回してくれたので、クビを延ばして飛ぶ様子やスプーン型の嘴をはっきり見ることができました。
2人がカウンターを使って、野鳥の会風にカワウやヒドリガモのカウントにチャレンジしました。良い経験になったと思います。
少し沖には海ガモ類のスズガモもプロミナで確認できました。

・調査のまとめ
夏の干潟調査ではサギ類が少し見られただけの干潟が、冬になると3,000羽くらいの渡り鳥たちで賑わっていました。この干潟の命のつながりをしっかり体感できたことが最大の収穫でした。

少し雨が落ちて来たので、調査の最後は公民館に戻って、感想をまとめて各自発表しました。
5回目に出会った野鳥は22種類でした。12時頃にはハマシギやミユビシギ、シロチドリ、ダイゼンが300羽ほどいたのですが、バードウォッチングの時にはいませんでした。とても残念でした。

これらのデータや感想は、「干潟の壁新聞」づくりに活かされます。

ガタレンジャー　5回目の感想
・渡り鳥の生態と自分たちの生活が密接に関係していることを知り、人が生態系に強い影響を与えることについて深く考えるきっかけになりました。
強い影響を与えることが出来るなら、守る方向でも行動していくことができるはず!!

・今日、ヒドリガモがたくさん見れました。 よく見るとアオサを口にくわえて振り回しているのもいました。
アオサって見た目はやわらかそうなのにふって食べていました。 ぼくは1回食べてみたいです。

・今日は双眼鏡を使ってバードウォッチングをしました。カワウは330羽と多くてびっくりしました。　最初カラスかなと思いました。
クロツラヘラサギがすぐ上を通っていったのは感動でした。ミヤコドリは17羽でした。
1番驚いたのは、種類は分からないけど、カモの“さかさエサ穫り”が見れました。見ていて面白かったです。

・いろんな鳥が見れてよかったです。
カワウはどうたいからあたままで黒で、口ばしからあごぐらいまでが白っぽい。
ビンゴゲームでビンゴになったので、キーホルダーをもらえたからうれしかったです。
クロツラヘラサギのキーホルダーはかわいかったです。

・大切：クロツラヘラサギは絶滅危惧種。
いつも写真でしかみたことのない渡り鳥がたくさん見れて良かったです。
絵を描いてきづいたこと“大体の鳥のおしりが黒い”。

・カワウの数を数えたのが大変だった。
渡り鳥がこんなに多く見ることができたのが初めてだったので貴重な経験になった。

・今日は、とちゅうからの参加で、あまり鳥を見ることができなかったけれど、めずらしいクロツラヘラサギを見ることができたので、とてもよかったです。

・とちゅうからの参加だったけど、きれいなミヤコドリが見れてうれしかったです。　
渡り鳥がいっぱいいておどろきました。

・今日、21種類の鳥が見れてよかったです。
僕は特に絶滅危惧種のクロツラヘラサギが去年と同じようにみれてよかったです。
僕は今は北朝鮮と韓国の間には行きたくないけれど、将来、大きくなるとクロツラヘラサギのいる無人島に行きたいです。

観察できた野鳥

《ウ類》・カワウ  
《サギ類》・ダイサギ ・アオサギ
《トキ類》 ・クロツラヘラサギ
《陸ガモ類？》 ・マガモ ・カルガモ ・ヒドリガモ ・コガモ ・ヨシガモ ・オカヨシガモ ・オナガガモ ・ツクシガモ
《海ガモ類？》 ・スズガモ
《アイサ類》 ・ウミアイサ
《クイナ類》 ・オオバン
《ミヤコドリ類》 ・ミヤコドリ
《カモメ類》 ・ズグロカモメ
《ワシタカ類》 ・ミサゴ ・トビ
《セキレイ類》 ・ハクセキレイ
《カラス類》 ・ハシボソガラス ・ハシブトガラス      全22種類